ベースラインは和声とリズムをつなぐパートです。採譜では音高に加え、休符、音の長さ、拍に対する位置も残します。ベース音源からTAB譜を作るところから始めるか、分かっているフレーズを空のベーストラックに書きましょう。
聴き取りやすい区間を選ぶ
ベースの直接録音、カバー、分離されたトラックがあれば使います。バンド全体の録音では、最も大きい低音だけでなくベースの発音を追います。繰り返すパターンと、その始まりに戻る位置を確認してください。
運指より先にリズムを見る
音の立ち上がりを拍と比べます。スネアの直前に先取りする音を拍の上へ動かすと、同じ音高でもノリが変わります。音の終わりも重要です。短い音の後に休符がある場合と、伸ばして弾く場合を区別します。
音域を確認する
4弦ベースの標準チューニングは低い方からE1–A1–D2–G2です。MIDIは実際に鳴る音高を表すので、最低音のEが1オクターブ上になっていないか聴きます。迷う音は、前後の動きやコードとの関係も参考にして確認しましょう。
弾きやすいポジションを選ぶ
同じ音を複数の弦で弾けることがあります。一音ずつでなく、フレーズ全体がつながる運指を選びます。開放弦なら手を移動する時間を作れますが、次の音と音色をそろえるなら押弦した音が合うこともあります。ベースエディターでは、先に楽器と同じチューニングを選びます。
ドラムと合わせて練習する
区間を繰り返し、ベースとキックが重なる位置と空間を作る位置を聴きます。すべての音を同時に鳴らす必要はありません。フィルは次の小節の頭まで含め、遅い再生で確認した後は本来の速さに戻しましょう。
アレンジを保存する
プロジェクトを保存するかライブラリに残します。フレット位置を読むならテキストTAB、DAWへ渡すならMIDI、楽譜ソフトへ渡すならMusicXMLを使います。ベースの録音を採譜すると、音源から始められます。