ドラムの採譜は、キットの各パーツをいつ叩くか記録する作業です。複数の打音が同時に鳴ることもあります。ドラム採譜ツールで録音から始めるか、空のドラムトラックにパターンを書きましょう。
拍と小節の頭をつかむ
短い区間を選び、一定の拍を数えます。クラッシュがセクションの始まりを示していても、必ず小節の1拍目とは限りません。キックとスネアの繰り返しから小節の位置を確認します。
キックを先に確認する
キックの発音を結果と比べます。単純なビートなら1拍目と3拍目が目印になりますが、先取りの一打でノリは変わります。波形の大きさだけでは判断しないでください。ベースなどの低音が重なることがあります。
スネアとシンバルを重ねる
スネアの次にハイハットやライドを追い、8分・16分・3連などの刻みを数えます。スネアとハイハットの同時打ちは、同じ時刻にある別々のイベントです。見た目を空けるためにずらさないようにします。ドラム譜の位置と符頭は、旋律の音高ではなくキットのパーツを示します。
フィルは次の一拍まで聴く
フィルと次の小節の1拍目を一緒に確認します。タム回しだけは合っていても、次のクラッシュへの入りが遅い場合があります。拍を数え続け、必要なら練習用の再生速度を落としてから打音の位置を調整します。
全体のグルーヴを確認する
フレーズ全体を二度聴き、繰り返しに余分な音がないか、ループのつなぎ目が自然か確認します。リズム隊を聴くときはベースも残し、一打を確認するときはドラムだけを聴きます。
MIDIで続きを作る
編集可能なプロジェクトを保存し、DAWで続ける場合はMIDIを書き出します。取り込み先のドラムマップが、意図したキットの音に対応しているか確認してください。ドラム譜エディターでは、自分でビートやフィルを書くこともできます。